4月上旬、土曜日の初回授業で神屋講師が教科ガイダンスを行いました。
今回は社会の様子をお届けします。
中学生の社会科は大きく地理・歴史・公民の3分野に分けることができます。この中で公民は基本的に3年生になってから習う範囲となります。内容をみると、政治や憲法、経済などです。中学生には馴染みの少ない分野ですね。さらに、ある程度の用語が読め、意味が分からないと理解も難しいです。
この部分は国語の漢字能力にも関わってきます。公民だけでなく、地理や歴史の教科書にも多くの用語、漢字が並んでいます。闇雲に丸暗記で詰め込むのではなく、漢字から意味を読み取れば理解も早まりますし、長期的な記憶にもつながるでしょう。
とはいっても、毎回調べていると時間もかかりますし、なかなか前に進めません。まずは、何度も用語に触れることを優先させ、「これは前に見たことがある」という状態を作っていくことも重要です。その後、自分で調べたり、グループワークで考えたりしながら定着させていきます。
歴史に関していうと、色んな年代を学びますが、いつの出来事なのか、誰がどんな政策をしたのか、誰と誰に関連があるのか、全てが結びつくまでには時間がかかります。地理に関しても、日本地図や世界地図が頭に入っているかどうかで、周辺知識への理解度が大きく変わります。触れていく段階を経て、結びつけていく際に、現在と過去との違いを比較して考えられるようになると、より社会の勉強が楽しくなるでしょう。
このように中学1・2年の内に出来るだけ多くの用語を覚えていく(触れていく)ことが高校受験を有利に進めていく鍵となります。
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