兵庫県では77.8%が公立全日制を希望――公立高校を目指すご家庭が、今考えたいこと
先日、兵庫県の高校進学に関する調査についての記事が出ていました。
記事によると、兵庫県内の中学生の高校進学希望を調べたところ、公立全日制を希望する生徒が77.8%だったとのことです。一方で、私立高校を希望する割合は増加傾向にあるようです。
この数字を見て、「やっぱり兵庫県では公立高校を目指す子が多いんだ」と感じる方もいるかもしれません。
加古川優考塾でも、兵庫県公立高校を第一志望として高校受験に取り組むことを基本にしています。
ただ、ここで大切なのは、
「公立を目指す子が多いから、自分の子も公立へ」
ということだけではありません。
むしろ、考えておきたいのは、
「公立高校を第一志望にするなら、中学生のうちに何を積み重ねておく必要があるのか」
ということです。
公立高校受験は「入試の日」だけで決まらない
高校受験というと、どうしても中学3年生になってからの受験勉強をイメージしがちです。
もちろん、受験学年になってからの勉強は大切です。
しかし、兵庫県公立高校を目指す場合、そこだけを見ていると少し遅い。
普段の定期テスト。
学校での提出物。
授業への取り組み。
日々の家庭学習。
そして、1年生、2年生のときから積み重ねてきた学習内容。
こうしたものが、高校受験につながっていきます。
だからこそ、
「受験勉強は中3になってから始めればいい」
ではなく、
「中1・中2の普段の勉強も、すでに高校受験の一部」
と考えておくことが大切です。
特に大切にしたいのが「内申点」と「当日の学力」
公立高校を第一志望にする場合、保護者の方には「内申点」と「当日の学力」の両方を意識していただきたいと思っています。
どちらか一方だけではありません。
普段から学校の学習に取り組み、定期テストで力を発揮する。
そして、受験が近づけば、入試問題に対応できる力を身につけていく。
この2つを別々に考えるのではなく、
「普段の学習を積み重ねることが、受験勉強につながっている」
と捉えてみてください。
例えば中学1年生なら、
「まだ受験なんて先だから」
と考えるのではなく、
「今のうちに、分からないことをそのままにしない習慣をつくろう」
という発想です。
これは受験だけでなく、高校に入ってからの学習にもつながります。
「公立か私立か」より、「どんな高校生活を送りたいか」
今回の記事では、私立高校を希望する割合が増加傾向にあることも紹介されています。
これは、私立高校にもそれぞれの特色や魅力があり、進路の選択肢が広がっていることの表れとも考えられます。
ですから、
「公立が正解、私立が不正解」
という話ではありません。
高校選びでは、学校の特色、通学、学習環境、部活動、将来の進路など、いろいろなことを考える必要があります。
そのうえで、加古川優考塾では、
「公立高校を第一志望として考え、そこに向けて今できることを積み重ねる」
というスタンスを大切にしています。
第一志望が明確になれば、日々の勉強にも意味を持たせやすくなります。
保護者の方にお願いしたいのは、「早く勉強させる」ことだけではありません
中学生の子どもを見ていると、
「もっと勉強してほしい」
「このままで高校受験は大丈夫?」
と思うこともあるでしょう。
でも、そこでいきなり勉強時間を増やそうとしてもうまくいかないことがあります。
大切なのは、
「まず何ならできるか」
を一緒に考えること。
例えば、
・毎日10分だけ机に向かう ・学校の宿題をその日のうちに終わらせる ・分からない問題に印をつける ・英単語を少しずつ覚える ・漢字を毎日少し練習する
そんな小さなところからでも構いません。
「できないから、やらない」
ではなく、
「できないことを、一つずつできるようにする」
こと。
これは勉強でも、スポーツでも同じです。
最初から完璧にできる必要はありません。
公立高校を目指すからこそ、「今」を大切に
77.8%という数字を見ると、兵庫県では公立全日制を希望する中学生が多いことが分かります。
でも、本当に大切なのは数字そのものではありません。
公立高校を第一志望にするなら、
「そのために今、何をしておくか」
です。
中1なら中1でできることがあります。
中2なら中2でやっておきたいことがあります。
中3になれば、受験に向けた学習へと段階を進めていきます。
高校受験は、ある日突然始まるものではありません。
日々の小さな勉強が積み重なって、少しずつ受験する力になっていきます。
加古川優考塾では、ただ「勉強しなさい」と言うのではなく、
「どうすれば最初の一歩を踏み出せるか」
を大切にしています。
公立高校を第一志望として、一人ひとりが自分の目標に向かって進んでいけるように。
「分からないからできない」で止まらず、
分からないことを一つずつ分かるようにする。できないことを一つずつできるようにする。
そんな積み重ねを、中学生の時期から大切にしていきたいと考えています。




コメント