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Shinya Nishiyama

比例関係から結果を予測する

更新日:3月6日

今回は、中学校で習う数学の「比例」に焦点を当て、日々の生活の中でどのように関わっているかを考えていきます。まず、簡単に比例についておさらいしてみましょう。


比例とは、2つの数量が一定の比率で変化していくことを指します。例えば、一方が2倍、3倍となると、もう一方も同じように2倍、3倍と増減する特徴があります。数式で表すと、「y=ax」となり、グラフだと右上がり(又は右下がり)で一直線に引くことができますね。


これら比例の概念は私たちの生活の中にも潜んでいますし、実社会のあらゆる場面で用いられています。また、この概念を知っていると、物事の結果を予測することに役立ちます。


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➀速さと距離

移動する速さが分かれば、移動できる距離も分かります。例えば、時速60㎞の車が2時間走れば120㎞進むことができます。その関係が分かれば、この車で4時間走れば、240㎞になりますね。つまり、徒歩や自転車などに当てはめてみても、目的地まで何分前に家を出ればいいかの参考にすることができます。


②自転車を漕ぐ力と速さ

自転車を強く漕ぐとその分スピードがアップしますね。逆に漕ぐ力が弱ければスピードもそれ相応しか出ません。これは力と速さが比例している事例です。


③勉強時間とテストの成績

一般的には勉強した時間が長い人ほどテストの成績は良くなります。ただし、これは個人差や効率的な勉強方法によっても左右される要素も伴います。必ずしも取り組んだ時間だけで決まるわけではありませんが、ある一定ラインまでは比例関係があるのは明確です。

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比例を応用したものに統計学があります。統計学では、平均寿命や生活の満足度といったものを収入や教育レベルなどの要素から分析して計算式を導き出します。比例はそれらの基盤となる知識でもありますので、皆さんも身の回りの出来事を題材に考えてみませんか。





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