“雨”にまつわることわざ・慣用句で語彙力UP!
- Shinya Nishiyama
- 6月14日
- 読了時間: 2分
6月も中頃に差し掛かり、「今年はどれくらい雨が降るんだろう?」と、空模様を気にする日が増えてきました。近畿地方も既に梅雨の時期に突入しているみたいですね。
そんな“雨待ち”のこの時期、せっかくなら「雨」にまつわることわざや慣用句を覚えて、語彙力をアップさせてみませんか?
■ “雨”を使ったことわざ・慣用句いろいろ
1. 雨降って地固まる
トラブルやケンカなど“悪いこと”があっても、そのあとにはかえって物事がうまくいくようになる、という意味です。
例:「友達とぶつかったけど、雨降って地固まるで、前より仲良くなった!」
2. 雨後の筍(うごのたけのこ)
雨が降ったあと、タケノコが一気に生えてくるように、同じような物事や人が次々に現れる様子。
例:「新しいお店が雨後の筍のようにできているね」
3. 通り雨
サッと降ってすぐ止む雨のこと。転じて、短い時間で過ぎていく“悩みや出来事”のたとえとしても使います。
例:「今の悩みも通り雨みたいなものだよ」
4. 晴耕雨読(せいこううどく)
天気が良い日は畑仕事をし、雨の日は家で本を読んでのんびり暮らすという意味。自分のペースで充実した毎日を送ることのたとえです。
例:「部活が休みの雨の日は、晴耕雨読で家で勉強や読書もいいね」
5. 恵みの雨
農作物や植物にとってありがたい雨のこと。困ったと思う出来事も、見方を変えれば役に立つ場合もあるという前向きな言葉です。
■ 雨の日を“言葉の力”で前向きに
「雨」というと、なんとなくマイナスなイメージを持ちがちですが、言葉の世界では、雨は“成長”や“切り替え”、“リラックス”など前向きな意味もたくさん持っています。
ぜひ、雨の日はことわざや慣用句を使って会話や作文にチャレンジしてみましょう!
■ まとめ
加古川優考塾では、普段の勉強だけでなく、言葉や表現の楽しさも大切にしています。
ことわざや慣用句は、学校のテストだけで使う知識ではありません。人と話すときや、文章を書くときに、「自分の気持ち」、「場面の雰囲気」を豊かに伝える力になります。ぜひご家庭でも、今日覚えた言葉を会話で使ってみてくださいね。これからも塾では、語彙力や表現力を伸ばすヒントを、たくさん届けていきます。

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