新しい教科書を“味方”にする春に
- Shinya Nishiyama
- 4月5日
- 読了時間: 2分
進級・入学、おめでとうございます。春は、環境ががらりと変わる季節。新しい学校、新しい学年、新しい友だち…そして、忘れてはいけないのが、新しい教科書です。
実はこの教科書こそが、これからの学びを支える最強の味方なんです。
■ 教科書=「授業で使うだけ」はもったいない!
教科書と聞くと、「授業中に使うもの」というイメージを持たれている方が多いかもしれませんね。しかし、教科書はただの配布物ではありません。1年間の学習内容が順を追って整理されている“学びの地図”です。
目次を開けば、どんな順番で単元が進んでいくのかがひと目で分かります。本文中の太字や図解、ポイントマークなども、すべてが「ここが大事ですよ」と教えてくれるサインです。
また、テストに出やすいキーワードや重要な用語・計算も、基本的には教科書にすべて載っています。この春、「教科書=使いこなすもの」という視点に、ぜひ目を向けてみてください。
■ 「教科書を見る」という習慣づけが、成績を伸ばします
勉強において、“わからなかったときにどうするか”はとても大切です。
プリントをもう一度見直したり、解説動画を探すのも良いのですが、もっとも基本に立ち返る方法が、「教科書を開くこと」です。
テスト前に「教科書を通して読み返す」だけでも、大事な知識が頭の中で整理されていきます。これは単なる暗記ではなく、「理解した上で覚える」ための良い手段です。
ご家庭でも、「困ったときは教科書を見てごらん」と声をかけてみてください。
■ まとめ
教科書はただの配布物ではなく、1年間の学びを支える「地図」であり「道具」です。
毎日の授業や宿題の中で、ふと立ち止まったとき、教科書に立ち返ってみてください。
こういった“自分で学びを取り戻す力”は、テスト対策だけでなく、将来にわたって役立つ学びの土台になります。私たちも、日々の学びを通じてそのサポートをしてまいります。

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