虹は、雨上がりに太陽が出たときによく見られる自然現象です。虹を見るとラッキーな気持ちになりますよね。そんな虹にも出現する条件があります。そのための場所や時間帯などを知っておくだけで、意識的に空を見てしまうきっかけになるかもしれません。
まず基本的には次の3つの条件が必要です。
【➀太陽の光】【②水滴】【③見る位置】
それではひとつずつ補足していきます。
【➀太陽の光】
虹には太陽の光が欠かせません。太陽光と人工照明では含まれる光の波長が異なり、太陽光である必要があります。
【②水滴】
雨や霧などの水滴が空中に浮かんでいることが条件です。虹はその水滴に太陽の光が屈折と反射をすることでできる仕組みです。色によって屈折する角度が異なることで7色が表現されます。
【③見る位置】
太陽を背中にした状態で水滴がある方角を見ないといけません。また、太陽はできるだけ低い方が見やすくなるので、早朝や夕方が適しているといえます。
これらは光の屈折や反射の知識が必要で、理科の教科で学ぶ内容です。日常で起こる自然現象を題材に考えると、学校で学ぶ勉強も楽しく感じられるかもしれませんね。
Comments